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シロアリとアメリカ不動産【ブログ読者QアンドA 第三弾】

読者様からのご質問第三弾です。

シロアリは、英語で、termite。

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中山さん こんにちは

いつもブログを楽しみにしています。

ところで、読者の質問を募集しているということなので、前からひとつ気になっていたことがあります。
正直な話、こんな事、聞くなよという感じなのですが、気になるので質問したいのですが、よろしいでしょうか?

アメリカの不動産投資ということは、アメリカの物件を購入することになると思いますが、日本では、今結構シロアリの問題が問題になっています。

中山さんが紹介している物件では「アメリカカンザイシロアリ」の対策はしているのでしょうか?
デトロイトでも結構シロアリはいると思うんですけど・・・もしお答えいただければうれしいです。


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いえいえ、大変鋭い質問をいただきありがとうございます。

デトロイトでなくても、乾燥しているラスベガスですら、シロアリということ、ゼロとはいえません。

融資がつく場合、FHAやVA《Veteran's Affairs、つまり、軍役退役者向け融資のこと。》など、多くの銀行は、termite inspectionを、それ自体として、要求する場合も、多いです。

但し、このインスペクションは、visual、つまり、表面的に見える範囲についてのインスペクションとなっています。平行して、湿気があったりといった、シロアリが好みそうな場所があれば、そうした箇所の危険性を指摘するような形ですね。

なので、これが、普通のインスペクションとどう違うかというと、一般的には程度の話しになって行きます。普通のインスペククションとかぶる部分が多いわけです。

なので、私たちの場合は、一般のインスペクションをした段階で、問題があれば、インスペクターが、「シロアリ検査をしたほうがいいのでは」というサジェストをしてくることを、想定しています(レポートの項目に、シロアリの危険性についてのチェック箇所がある)。

表面的に見えない部分がゼロでないのが、恐ろしいところですが、これは、定期的なメンテの中で、気がついた段階で、処置をしていくことになります。

シロアリ対策には、

1)物理的に、湿気を回避し、家自体の木の部分を、外部の直接のアクセスから守る
2)薬品を使う

の二つがあると、言われているようで、後者の場合、pre-construction、つまり、建設前に、土も含めて、トリートメントするのが最も効果的だといわれているようです。

私たちの場合、古い家ですので、多分、いずれも、pre-construction時に薬品が使われていたということはないだろうと思いますが、樹脂サイディングかレンガの案件しかお勧めしていませんので、その意味では、「それだけでは、万全ともいえない」反面、木造の同ランク物件より、この部分でも問題を起こしにくいことが、想定されます。


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