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三者電話会議の利便性 Three Way Call, 3 Way Calling

2月2日、Ground Hog Day 《グラウンドホッグが出てくるということで、春至のような日らしい》の今日も、冬の寒さに震えている東京在住対米不動産投資家の中山道子です。

今、7時半ですが、すでに、三者会議を済ませたところ。対米投資は、時差の関係で、朝活か夜活が必須です。しかし、三者会議といっても、外出しないのが、ぐうたら遠隔投資家の私たるゆえん、、、

そう、アメリカンビジネスライフでは、three way call という便利なシステムが普及しており、一度に、3者が通話できるので、それを用い、私同様、東京にお住まいのお客様の出勤前のお時間を頂戴し、米国のIRSに電話をかけたのです。

私の米国ナンバーのITフォンは、Vonage という会社のもの。

専用ルーター《router、米語では、ラウターと発音することも多い。Route も同様で、ルートのほか、ラウトと発音する人がいる》を経由して、電話をネットに接続するだけでお話できるわけで、原理は、日本の普通のITフォンと一緒なわけですが、アメリカ仕様の電話は、どうやら、日本より多くの機能が要求されているらしく、この 3 way calling function も、基本機能として、ついているのです。

私も最初アメリカに行きだしたときは、三者通話という仕組みのことは知らず、一日に何件も、上手にこの電話を使いこなす友人を見て、驚いたりしていましたが(汗)、慣れると、電話で3者でちょっとした打ち合わせができるのって、めちゃくちゃ便利なのです。

当然、日本にもあるサービスなのですが、国民性なのか、それほど普及しないらしく、例えば、docomo は、現在提供している三者通話機能は、movaでしか提供していない上、2012年には、サービスを打ち切るんだそうです。

確かに、サラリーマンが長いお客様がご存知ないことを見ると、日本では、ビジネスでも、特段、利用しないようです。

アメリカでは、このように、普通の家庭電話でも、デフォルトで基本料金でついている機能で、慣れると、結構使いがってがいいので、どうしてこういう違いが出るのか、わからないのですが、、、セキュリティ意識の問題だったりするのでしょうか。

ちなみに、料金の話をすると、私の米国のITフォンの場合、料金システムは原則固定で、一部従量制。北米のみならず、アジアのいくつかの国に電話をかけても、”コミコミ”になるアジアプランになっています。

今回、お客様の自宅電話にまず電話をして、通話が確認できてから、お客様をお待たせし、割り込みフック操作で、IRSに電話をかけて、両方がつながったところで、もう一度フックを押すと、3者になっているという形で、すべて、固定料金内で、国際三者会議が実現しました。この固定料金というのも、日本の電話システムには導入されませんね。ユーザーにとっては、大変ありがたい仕組みなのですが、、、

私の電話は、このようにITフォンなので、セキュリティ的には、NGで、例えば、今朝は、何度お客様の日本の携帯電話にかけても、韓国語の録音が流れたのには大汗。自分の携帯にかけたら通じたので、どこかでスクランブルが?

まあ、ビジネス通話であったことは間違いないのですが、商談等ではないので、とりあえず、セキュリティ的には、脆弱であることをお断りし、その旨、お客様に了承していただき、無事、IRSとのやり取りを済ませるに至りました。


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私の仕事では、英語のやり取りが不案内なお客様が、各種サポートを受けるにあたり、お手伝いすることも必要になってくるのですが、当然、私だけが電話をしてお客様になりきるのはさすがに無理(笑)。

他方では、「代理人です」などといっても、それこそ、セキュリティ上、向こうは、相手をしてくれません。なので、唯一の問題解決方法は、「3者通話で、私が大体用事を言ったり多少の通訳をしたりして、お客様には、私がやり取りをお手伝いすることを、直接、電話口でauthorize(承認)していただく」ことなわけです。

つまり、三者通話というシステムがなければ、夜中や早朝に、お宅に押しかけたりしなければいけなくなってしまうのでありまする、、、汗


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用件的には、IRSからの書類が届かなかったという経緯があったため、「申告に間に合わないので、ファックスしてください」とお願いし、その場で、ファックス手配をしてもらい、担当者は、「ファックスが届くまで電話をきらないで待っているから」ということで、1-2分待ち時間があったものの、無事、これも米国番号の私のネットファックスに、受信が確認でき、「ありがとうございました」と相成りました。

私自身は、このように、Vonageを使っていますが、日本にいて、今から、この機能を利用されたいという方なら、スカイプ(Skype)を利用されることになるのかと思います。スカイプを利用されている方なら、スカイプで会議が可能なことは、ご存知だと思います。これは、スカイプユーザー同士なら無料ですが、Skype Out(一般の電話番号に発信すること)を使って相手と話をしながら、この機能を用いるわけですね。

日本国内でも、家族や友人同士で、日程調整をするとか、ちょっとしたことが、結構便利な気がしますよね。

銀行口座を開設してしまっている等、米国等に用事がある方で、英語が不得意だという方、英語が得意な知り合いに手伝ってもらうために、このような機能をマスターすることには、意味がありえます。ちなみに、KDDIの子会社などが、この三者通話機能を使ったプロの電話通訳サービスというのを、提供していたりもしますので、お知り合いに相談しにくい場合は、そうした外部サービスを利用することも可能ですが、やっぱり高いんですよね。《電話通訳サービスの例

最後に、調べてみたら、2011年2月2日(日本時間)現在、スカイプモバイルからは、電話会議主催機能は使えないようなことが書いてありました。今は、PC上のアプリケーションからだけなんですね。《こちら

技術的な問題なのか、モバイルの需要がないのか、よくわかりませんが、昔は、音質が安定しなかったスカイプも、今は、あまり問題がないようですし、今後のこのエリアの更なる発展を期待したいです。

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