第五回指南塾 ダウンロードURL告知メールを出しました
指南塾最終回のダウンロードURLを告知するメールを出しました。出席者、受講者、ダウンロード購入者で、到着されていない方は、メールボックスのゴミ箱をご確認のうえ、個別にご連絡ください。
以下に、最終回に皆さんに送ったメールをご紹介します【一部略】。
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こんにちわ。
指南塾最終回を迎えた中山道子です。
指南塾終了後もおかげさまで忙しく、今週、2件の円ローン案件を新規申請しています。皆さんが、この融資で、よい結果を迎えられることを、切に念じています。
最終回を収録し終わった段階の私は、肩の荷が下りて、うきうきしていましたが、今日の私は、少しブルーです。実は、日曜日以降、2件、知り合いの方々の、まったく別々の経済的なトラブルの話が耳に入ってきました。
一件は、私が去年、名刺交換をした某会計士さんの事務所。
なんと、破産されたというのです。HPは、いま、削除されたまま。
一人、お客様をご案内し、その後は、別の会社を案内していましたが、そんな状況とは、、、ご商売は、ちゃんと、10年以上もやられていたようだったので、残念としか言いようがありません。細かいことはよくわかりませんが、不動産については、大変な知識をお持ちとお見受けしていたのですが、、、
もう一件は、いま流行の「共同投資話」。
話によると、その人自身が、完全に相手を信じきって、自分のお金を1,000万以上、突っ込んだほか、知り合いの多くの方々にも、その「高利回り案件」を、紹介してしまったらしいのです。
去年の私は、その話を聞いて、なんとも判断がつきませんでした。
振り込むだけで、1年もたたずに、何倍にもなって帰ってくる。
そんなにおいしい話があるのなら、日々つまらない細かいことをやっている私なんか、まったく「馬鹿みたい」ではないですか。
皆さんには、もっとよい投資話が耳に入るのかしら、、、日本やアメリカですらない、世界には、私の知らないことが、まだまだ、あるのかしら。
私は、今日、そのその投資家さんに、言いました。
「あなたの投資話が本当だったら、地べたを這いずり回っている私は、まるで、馬鹿みたいだと前から思っていました。
私は、お金を頂戴して、世の中にそんなに甘いことは起こらない、と、セミナーで言って歩いている人間です。
あなたのその話を聞いて、失礼だけど、自分が間違っていなかったと、ほっとしましたよ」と。
でも、高いレッスン料です。
これからでも、がんばってほしいですが、分別盛りになって、夢のようなことを考えていた人間に、調子のよいことが起こるのだったら、地道にやっているこちらが立つ瀬がありません。
今回は、私の失敗を中心に、アメリカ不動産の注意点を確認していただける構成になっています。
空恐ろしいと思われる方もいるでしょう。
しかし、本当の投資には、learning curve【学習によって上昇すること】があります。それが、彼のロスと、私のロスの違いです。
私は、アメリカにおいて、バブルを経験し、そして、市場の崩壊を経験し、地味ながらも、市場を乗りこなすノウハウを、自分なりに獲得しつつあるのですから。
今振り返ってみると、別に、その秘訣は、そんなに難しいこととは思いません。
鍵は、忍耐と、常識、そして、自制です。自分自身の強欲【人よりもっと】と懈怠【人より楽に】が、理性的な、本当の投資の敵なのです。
今回の私も、全力疾走しています。皆さんが、夜中、そして、通勤途上などを利用して、復習や勉強してくださっていることには、本当に感謝しています。
そして、その努力は、無駄にならないだろうことを、私は、お約束できると思います。
2008年7月1日
中山道子
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