金の価値とは?
株の知識がないのに、気になる投資家、ウォーレン・バフェット氏。自らの年収は低く抑え、長期展望を会社経営に求めていく実利主義のバフェット氏は、金について、こんな発言をしたことがあるそうです。
Buffett emphasized the non-productive aspect of gold in 1998 at Harvard: "It gets dug out of the ground in Africa, or someplace. Then we melt it down, dig another hole, bury it again and pay people to stand around guarding it. It has no utility. Anyone watching from Mars would be scratching their head." 【Wikiから】
バフェット氏は、1998年に、ハーバード大学で、金の効用について、このような発言をした。
金は、アフリカだかどこかの土の下から掘り起こされる。そして、それを、流し固めて、今度は、別の穴を掘ってまた埋めるんだ。それから、給料を払って、その穴の周りに警備員を立たせておく。なんの効用もないんだ。火星人が地球人のやっていることを見たら、頭をかいて、「何やっているんだろう」と思うところだよね。
と、、、
笑ってしまいましたが、効用、経済へのcontribution【寄与】、社会の幸福のために、こうした理念は、起業家にとっても、大きなバックボーンとなりうるのですね。
バフェット氏は、投資【investment】と投機【speculation】の違いをはっきりさせていくという時代的使命を背負ってきたとも、いわれるようです。不動産も、必要な人に、安定供給、賃貸してこそ。
値上がり狙いで空室のまま数年おいておく、なんていう手法で、不動産投資家の社会的使命は、満たされえないと、キャッシュフロー狙いの投資家は、自らの進むべき道に、自信を持っていくべきですね。
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