樹脂サイディング(Vinyl Siding) 格安物件投資の心強い味方
私の投資先、デトロイトやシラキュースでは、
■格安物件
■高利回り
をモットーにしていますが、そのために、「悪かろう、高メンテナンス」では、困ります。ということで、必要不可欠なのが、日本と違い、アメリカに高度に普及している割安リフォーム関係のテクニックの数々。
ヴァイナル・サイディング(樹脂サイディング)も、そのひとつです。
(英語では、ビニールではなく、ヴァイナルと発音します。)
サイディングとは、外壁材。
建築の知識がない私が、説明するよりも、こちらの一般的な語句説明など、見ていただくのが早いでしょうか。
日本でも、不動産投資をされている方は、ご存知です。
ただし、日本では、サイディングというのは、どうやら、樹脂は、まだ、普及している段階ではないよう。最近、よく薦められるのは、金属系ということです。
アメリカにも、aluminum sidingというオプションは当然ありますが、性質の違いがあるものの、ヴァイナルのほうが、安く、持つので、近年は、シェアは、大体、ヴァイナルに、移行してきているんですね。というのも、金属製だと、上にペンキを塗っていくので、それの塗りなおしが、定期的に入るから。
DIYの英語のサイトに、アルミ対ヴァイナルの説明が、乗っていましたので、よかったら、ご覧になってみてください。
ヴァイナルは、日本では、シェアが少ないせいか、割高感があるらしく、業者さんもいるようですが、そのサイトを拝見したところ、「一般には、割高感があるかもしれませんが、耐久性が高いので、結果、寿命で見ると、割安です」と説明されていました。例によって、例による、「日本式建築様式の怪」。
ヴァイナルサイディングが日本で普及しない理由をご存知の方がおいででしたら、教えてください【価格が本当の理由だとは思えません。量産すれば安くなるはずですので、なぜ、採用されないかが知りたいのです。私の今のguess的には、「安っぽく仕上がるし、後々も、利益にならないので、薦めたくない」でしょうか、、、】。
アメリカ東部や中西部などでは、ヴァイナルは、小さい一軒家なら、ぶっちゃけ、「5,000ドルUP」と、1からやり直すには、最適の格安価格【他方、カルフォルニアやネバダなど、より暖かい地方では、いわゆるモルタルが中心です】。
【とはいっても、すでに木や金属製のサイディングがあって、痛んでいない場合は、ペンキ塗りなおしでもう少し持たせるオプションがあるので、そうなると、3,000ドル以下で済ませられ、直近支出は抑えられるのですが】
これで、ペンキ塗りなおしはもちろんなんらメンテなしで、40年持つと言うのですから、こたえられませんね。【ただし、プラスチックの板なので、衝撃には弱く、ボールなどを当てられるとクラックします。】
昔は、アメリカでは、サイディングは、当然、木だったので、現在でも、これらのエリアでは、wood sidingの家を買うことがまれにあります。私自身も、まだ、木のサイディングの家を何軒か、持っています。
そうすると、アルミよりさらに頻繁に、定期的にペンキ塗りなおしが必要になり、ペンキ塗りのコストが、当たり前ですが、毎回、数千ドルかかるので、結局は、「いつか、引っぺがして、ヴァイナル!」が、最終的には、長期保有志向の格安リフォーム型投資家の選択になります。【ただし、ここでも、10年保有しないのであれば、「期間内一回のペンキ塗りなおし」のほうが合理的なわけですね。ペンキの状態がよければ、査定自体には、差が出てきません。】
上の写真は、外壁が基本レンガで、二階の正面だけ、アクセント的に、ヴァイナル・サイディングが使われているデトロイトの当社投資家様物件例【価格3万1,500ドル、家賃750ドル】。
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