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納税歴2年を確保する

ローンの種類には、フルドックとステイテッドがあるといいましたが(こちらの記事を参照)、ステイテッドにも、複数のタイプのローンがあります。

私が経験したステイテッドローンのひとつに、こういうのがありました。日本の申告状況は問わない、しかし、アメリカにおける過去二年の納税の実績を証明してください。

このような書類を要求する意味は、実は、所得の多寡を問うというところにはなく、単に、「アメリカにコミットした生活を送っている、アメリカに拠点を持って正当に経済活動をしている、アメリカの法に従った生活を守れている」といったことを証明するところにあるようです。

正確にそう説明を受けたわけではありませんが、「申告額が見たいんじゃなくて、申告したという事実だけを立証するのよ、申告額が少ないことは気にしないで」と言われたので、そう想像しています。事実、初年度の申告なんてたかが知れています。私の場合は、2003年の11月に物件を買って12月に入居があったということで、初年度2003年度の申告は、1000ドルちょっとの収入がありました、支出は、家具を一式入れたので17000ドルでした、というようなお粗末な申告書でした。それで、かまわないわけです。

このように、同じステイテッドでも、証明できる事項が増えると、より金利が有利なローンが取れる場合があるのです。

ですから、なんだったら、不動産を買う前に、証券口座を開設し、そこそこ株式投資をして申告の歴史を作るという準備をすることも無駄ではありません。

但し、全てのステイテッドローンがこれを要求しているわけではないので、申告歴がなくても、それに応じた投資方法を選ぶことはできます。

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