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今日、あせったこと、、、2009年5月21日木曜日、公証サービスは休業でした

今日は、決済一件と他に二件、関連サポートで、合計3組のお客様にお運びいただくことになり、まずは、一番時間が早かった決済のお客様とアメリカ大使館に行ったところ、突然の「本日休業」。

当然、日米の休日には、大使館自体が、お休みですので、それは、確認してありました。実は、昨日も、別の決済で行きましたが、事前アナウンスはなかったような、、、(汗)

もとより、「サービス」で付随的にやっていることなので、他のことで領事の方々がお忙しければ、こういうことになるのでしょう。

明日金曜日は営業するが、来週は、また、数日休むようなことを言っていました。25日は、メモリアルデーで、もともと、大使館自体が、休日なのですが、、、【日米休日カレンダーは、こちらから】

公証サービス自体が、領事部の都合で、緊急で、お休みというのは、東京では、私の個人的経験では、この数年間で初めてですが(とはいっても、そこまで頻繁に行っているわけではないですが)、しかし、地方では、兼務のため、時々あることだと伺っています。

こういうときは、方策は二つ。ひとつは、もちろん、出直すことですが、他方、スケジュールの都合で、出直しが面倒でしたら、二つ目のオプションとしては、直ちに、赤坂見附駅前の日本の公証人役場に、駆け込むことになります。溜池山王から赤坂見附は、地下鉄で、1駅。歩いても、7分くらいです。タクシーなら、1区間。

日本の公証人役場とアメリカの公証については、こちらの記事で書いたような関係があります。決済を担当する担当者が、不勉強だと、日本の公証をNGとする場合があるわけです。なので、そういう不安がある場合は、「出直し」が正解の可能性があります。

他方、公証の日付などその日付けで作ってしまった書類を、他の日にサインするのでは、また、訂正が大変ですし、地方から、あるいは、仕事等の都合で、これが現実的でない場合がありますので、タイトルカンパニーとの意思疎通に自信があれば、その場の判断で、日本の公証人役場で公証をしてしまうことが、適当なわけです。

もうひとつ、確認するべきことは、日本の公証人役場のほうが、料金が、割高設定になっていること。

アメリカ大使館では、1セット目の書類の公証が、内容にかかわらず、30ドル、2セット目からが、20ドル。

それに対し、日本の公証は、書類によって金額が異なります(連合会のHPには、こちらから、料金表があります)。

今日の場合、パスポートのコピーの公証(身分証明のため使う)は、5,500円、金額が入っていない法的書類の公証は、1枚11,000円でしたので、ひとつの決済で、複数の要公証書類が必要になる場合は、支出は、相当な金額となることが、ご理解いただけるかと思います。

公証人役場に行くとき、可能であれば、気をつけることとして、

1)オプションがあれば、赤坂のように、海外書類の公証に慣れているところに行くこと。
2)予定を組んでいく場合は、電話で、書類の性質や、料金、もって行くものの確認をとってから、行くこと。
3)2)で、「英語の見慣れない書類の公証の場合、日本語で、書類の内容の概要を記載した文書をあわせて持ってきてください」といわれることがあるので、そういわれたら、これをちゃんと、準備していくこと

といった注意事項があります。

赤坂の公証人の先生は、海外取引に慣れています。今日の決済用公証書類も、世間話交じりに、お客様の隣に座って、「この書類は、こういうものです」と一言、ご説明を申し添えることで、問題なく、対応していただきました。

これが、違うエリア、違う状況だったりすると、「隣に座って口を出そうとするお前は誰だ」といったような話から入って、「振り込め詐欺窓口撲滅キャンペーン」に引っかります。こうなると、サインしようとする書類の具体的な説明があまりできないお客様が、不安そうに私のほうに目線を送る状況自体からしてが、メチャ怪しいということになります。

このように、銀行や公証の場に、ご希望がある場合は、お客様のお供をすることはよくありますが、担当者の顔色を見て、「口を出すと、やぶへびだな」と思うと、後ろに引っ込まざるを得ないことがあります。銀行の場合も、一般に、海外取引が頻繁な顧客層の接客に慣れている機関、支店は、問題なく、横に座って、コーヒーなど入れてもらいながら、堂々とお手伝いできることが多いですが【例:シティーバンクやHSBC、溜池山王のロイズ銀行東京事務所。ただし送金書類の記載代行だけは、NGといわれますので、ご本人様にお願いします】、邦銀の場合、横にいるだけで、デフォルトで、疑いの目がかかる場合もあります。

いくらマニュアルがあっても、実際の運用は、担当者の判断にかかっている部分が多いので、このように、事務手続きは、自宅の近く、自分の便宜で決めるのはなく、海外取引に手馴ている(という推定が働く)ところに行くことを、趣旨とされるのが、手間をかけずに、仕事を進めるためのコツです。ちなみに、都内でも、海外とのビジネスに慣れているところというのはそんなに多くなく、たとえば、新○なら、外国人の方が多いから、OKかと思うと、新○にいるタイプの外国人の方々は、どうやら、港区にいる外国人のタイプと異なるようで、私自身、こちらで公証手配した経験もありますが、やはり、お勧めしません。

最後に、まったく、関係ないですが、赤坂見附で、一仕事終えた後、お勧めのランチスポットは、珍しい料理が食べられて、いつも座れる、トルコ料理のイスタンブール(赤坂東急ホテル内)です♪ 今日も、集団公証後、皆さんと、ご一緒させて頂き、珍しいねと、喜ばれました。

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