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Housing Starts とはなにか

こんにちわ。ブログの更新が、3週間近く滞ってしまった中山道子です><

借金が焦げ付いて、夜逃げ、、、したりは、しておりませんので、ご安心くださいm_m 楽しみに見ているよとおっしゃってくださるありがたい方もおいでになるので、更新できず、さびしかったです。この夏、引越しなどがあり、personal time off状態でございました、、、汗

さて、私がこの引越しを機にエコお掃除について研究を深めている間にも(最近の家事は、お酢やアルコールのスプレーでこなしておりまする)、アメリカの不動産建築業界事情は、悪化の一途?かという感じ。

6月のHousing Startsが、また悪かったということがあって、業界の方々のメールを購読していると、火消しにあせっている方も、いるようです。

ということで、そもそも、Housing Starts って?という記事です。

Housing Starts を英語のサイトで調べてみると、例によって頼りになるWikiは、こんな説明です。


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Housing starts is the number of privately owned new houses (technically housing units) on which construction has been started in a given period. This data is divided into three types: single-family houses, townhouses or small condos, and apartment buildings with five or more units.

Each apartment unit is considered a single start. The construction of a 30-unit apartment building is counted as 30 housing starts.

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ハウジングスターツとは、特定期間中の民間の新築物件着工件数のこと。三種類のデータがあり、一戸建て、タウンハウス(小規模コンドミニアム)、そして、5室以上の物件に分かれる。

アパートの一室は、一軒の着工件数として数えるため、30室のアパート物件は、30件着工と表記される。

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新築着工件数。そんなの知ってましたか?私なんか、昔、一時、starts と stats (統計、statisticsの略)とを混同して、housing stats かと思ってましたが、皆さんは、そんなことなかったでしょうか?

Starts が着工なんですね。ヨーイドンのスタートのスタートが名詞で、複数形。しかも、今日、ウィキを調べなかったら、アパート着工件数が、一戸一室だと知らずに生きたかもしれません。いや、ブログを書くって、勉強(というほどとでも)になるなあ。今日の記事、読むのは勉強になってないですか(汗)?

米国連邦統計局の2010年7月20日発表プレスリリースを確認すると、関連統計には、3つの種類がさらにあります。

Building Permits 建築許可を取得した段階の統計
Housing Starts 着工件数
Housing Completions 完成件数

プレスリリースはこちらから。

結構綿密ですね。

日本では、着工統計というのは一般的ですが、いわゆる建築許可統計というまったく同じカテゴリーの統計は、ざっと見、見当たらなかったのですが、「建築工事受注動態」というカテゴリーが近いのでしょうか。また、完成確認の統計のようなものは、ないように見えました。業界関係の方、よければ、教えてくださいませ。

いずれにせよ、米国の統計の手法については、過去に adjust について言及した記事がありますが(こちらから)、ハウジングスターツも、seasonally adjusted で、毎月、発表されています。

上の連邦統計局の6月統計を見ると、

Building Permits

Privately-owned housing units authorized by building permits in June were at a seasonally adjusted annual rate of 586,000. This is 2.1 percent (±2.1%)* above the revised May rate of 574,000, but is 2.3 percent (±2.0%) below the June 2009 estimate of 600,000.

Single-family authorizations in June were at a rate of 421,000; this is 3.4 percent (±1.8%) below the revised May figure of 436,000. Authorizations of units in buildings with five units or more were at a rate of 145,000 in June.

新築物件建築許可件数は、年率プラス季節調整で、合計、年率58万6,000戸の勢い。これは、5月の57万4,000戸相当の勢いと比べると、2.1%あがっているが、2009年6月次の60万件相当という推測からすると、マイナス2.3%。

このうち、一戸建ては、42万1,000戸相当。これは、5月の43万6,000戸相当から、3.4%マイナス。5室以上の建築物は、14万5,000戸相当。

注)省略されていますが、残りの20,000戸相当が、タウンホーム、小規模コンドミニアムのカテゴリーかと思います。


HOUSING STARTS

Privately-owned housing starts in June were at a seasonally adjusted annual rate of 549,000. This is 5.0 percent (±13.2%)* below the revised May estimate of 578,000 and is 5.8 percent (±10.5%)* below the June 2009 rate of 583,000.

Single-family housing starts in June were at a rate of 454,000; this is 0.7 percent (±10.7%)* below the revised May figure of 457,000. The June rate for units in buildings with five units or more was 88,000.

ハウジングスターツ

6月次は、54万9,000戸の勢いで、これは、5月の57万8,000戸より、5%マイナス。去年6月次比較では、5.8%マイナス。

うち、一戸建ては、45万4,000戸で、先月次比較で0.7%マイナス。5室以上物件着工数は、年率調整で、8万8,000戸相当だった。

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といった調子です。

統計学にまったく詳しくないので、ここで、不明というか、??なのが、誤差範囲。

今日来たある米国のローンオフィサーからのメルマガには、「新築着工件数の最新発表って、誤差範囲が、プラスマイナス13%とか、10%とか、意味わかんないからね!」と、統計が経済悪化をシグナルするかもしれないという不安イメージを払拭するのに必死。

確かに、5%かもしれないし、5+13.2%かもしれないし、5-13.2%かもしれない数字って、どういう意味があるのだろうか。出さないよりましなのか。出すことに意義があるのだ。いや、住宅着工なんかは、世の中の気分が確かに大切ですので、こういう統計の出かたに「困っちゃう」人々が多いことは、事実のようでございました、、、

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