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ノンリコースローン(non recourse loan)

日本で今、流行の兆し?があるノンリコースローン。

金融機関が、物件の担保力以外を要求せず、個人保証がないローンのことを言います。商業物件投資に典型的で、このため、逆に、個人のcreditworthiness(信頼できるか)に対する審査が通常、さらに厳しいようです。

ちなみに、大まかに言うと、日本の不動産ローンというのは、どんなものでしょうか。
融資を受けるにあたっての、リスクや困難は、以下のようなものです。

  ☆連帯保証人を立てる/保証会社が要求される。
  ☆生命保険加入を要求される。
  ☆滞納に基づき、競売に付された場合、残債支払い義務は免責されない。

  融資対象となる物件の担保力以上に、
  借り手や保証人に個人保証を求めるタイプの融資

なんです。


これに対し、ノンリコースローンというのは、

  融資対象物件の担保力以上には、保証を求めない融資

です。


その結果、

 ☆連帯保証人は不要
 ☆物件が値下がりした場合、物件を差し出せば、それ以上に
   融資残高を払う義理がない


突き詰めて別の説明のしかたをすると、

  融資の最終リスクを、金融機関が負うか、借り手が負うか

ですね。


 ★関連記事:日本の住宅ローンで連帯保証人を要求されるのはなぜ?

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