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アメリカ大使館での最新公証手順 notary - notarize

この記事は、2010年4月1日更新です。2009年秋、予約制になり、アメリカ大使館の公証の手順は、多少変わっています。


アメリカ不動産を購入するときに、必ず必要になるのが、公証の手続き。公証は、英語では、notarize【動詞】といいます。公証人は、(public) notary。

日本にも、公証人役場と言うものがあり、相続のときの遺言書作成や公正証書を組んでもらうときは、利用しますが、不動産売買に一般に利用するものでは、ないようです。

アメリカでは、公証と言うのはもっと広まっている制度で、人物確認に、非常に良く使います。国が広く、遠距離でビジネス一般のやり取りをするのに、必要なのが、この公証。

具体的には、

■身分証明
【最近では、テロリストやマネーロンダリング対策問題などの側面もあるでしょう】

■任意性証明
【契約が強制された、自分はサインしなかったなど、契約の無効を後で主張されては取引の安全が保たれません】

が主眼。

銀行の口座を開設するときも、郵送の申請書OKの銀行なら、公証を要求されたりします。このように、逆に、身分証明が容易にできるシステムであるため、「実際にご来店を」「東部にお越しを」などといわれなくて済む、便利な制度なのです。

マイナス面というと何ですが、公証人の前で任意にサインをした契約書は、裁判所に言って「英語できなかったんです」などと弁明しても、覆りません。そこら辺は、契約社会の厳しさです。

さて、東京では、公証は、一般にはアメリカ大使館で行うのが便利です。

その背景の細かい説明をすると、

1)公証人については、条約があり、加盟国は、各国、お互いの国の公証人を、認め合う。
2)なので、アメリカも、日本の公証人の公証で一般には、OK。【例外あり】
3)しかし、日本の公証人のほうが高い【通常1件の書類で、1万円前後になります】
4)なので、在京の方は、「アメ大」が便利
5)なぜアメリカ大使館内では、公証が可能かと言うと、「アメリカの領土だから1)の条約の対象外。
6)それに対し、アメリカの公証人の資格を持っている人が、日本で営業したら、無免許営業になる

という状況です。

私は、この公証のお手伝いで、月何回も、アメリカ大使館に行きますので、ここに、手順をアップしてみます。

最初はまごつくので、こちらで、手順をご確認ください。東京なら私が同行させていただけますので、ご安心ください。

【事前準備編】

アメリカ大使館の該当ページは、こちらです。

もっていくものパスポート(緊急時には、日本の自動車運転免許証可)、契約締結に必要な書類、クレジットカードか1万弱の現金
時間帯平日の午前中。東京のアメリカ大使館で市民サービス部公証係が営業しているのは、平日月から金までの午前中8時半から12時まで
日米の休日をチェック日本のみならず、アメリカの休日にはお休みになります。こちらで、休日をチェックして日程を決めてください。
ネット上で予約2009年秋に、予約制となりました。こちらのページからアポイントを取ってください。一家族一アポで結構です。3週間までの間しかアポが取得できません。パスポートが切れている場合は、IDのカラムに、任意の番号を記入してください。
セキュリティーチェック靴までは脱ぎませんが、食品、液体、携帯電話、iPodやPCは入り口で預かり扱いです。銃も持ってこないでください(笑)。
所要時間予約制とはなりましたが、向こうの都合で、最大1時間かかります。
エントリーテク最初、大使館の入り口に行き着いたら、日本人の警備の方がいるので、まずは、「ビザサービスのほうではなく、公証サービス、市民サービスで、アメリカ大使館に来ました。人数は、○人です」とグループの自己紹介をしてください。そこを抜けて、入り口近くになると、わかりにくいですが、実は、順番待ちの列が、二つあります。右側の列が、ビザ申請者の列。左側に、公証や年金などの連邦市民サービスのための列があります。朝、列が込んでいるのは、右のビザ申請の列です。脇を通り抜けて、左の列のほうをどんどん進んでいくと、合流地点で、「割り込み」させてくれます。これをやらないと、大変なタイムロスになります。セキュリティチェックが終わったら、大使館の左側の入り口から、やはり、「ビザではありません」と断って、入ります。公証の部屋は、入ってすぐの左脇で、キャッシャーは、出口付近左側です。
実際のプロセス印刷しておいた予約表を、青いトレーに入れて、順番待ちをします。日本人の秘書官の方に名前を呼ばれたら、パスポートや、公証を要する書類を、渡し、請求書を書いてもらって、クレジットカードの支払い決済を済ませます。そのレシートを提出すると、領事の方に対応していただくための順番待ちになります。領事=公証人が、「この書類を理解していますか?」「何の書類ですか?」といった簡単な質問をします。英語で言ってくる場合もあり、そういう時は、私が同行していても、口を出すと、「あなたに言ってるんじゃないわよ」などとしかられるので、単語でいいので、"I understand. Property purchase."といった言葉を数フレーズいえるよう、想定して置いてください。そうすると、"Do you swear...【この文書が真実であり、内容を理解してサインすることを宣誓しますか?】"と言いますので、右手を上げて、"I swear."といえば、それで、サインに入ります。くれぐれも、要公証の書類には、事前に、サインをされないでください。公証人の目の前で実際にサインをするプロセス自体が、公証システムの一番のポイントです。

案件にもよりますが、大体ひとつの契約につき、数件の要公証文書があります。

既婚者様の場合、州によっては、配偶者様にも、書類にノータリーをしていただく必要がある場合があります。【ネバダやカルフォルニアなど。こちらも、参考にしてください。共有制の州では、配偶者が、共有のための契約締結書類と融資関係書類か、または、権利放棄のためのquit claim deedかのいずれかに、ノータライズをされるわけですね。】

ちなみに、対ミシガン投資の場合、2009年冬から、購入の場合は、公証は不要になりました。ただし、売却時やLLCへの名義移譲には、既婚者様は、配偶者様の公証も通常要求されますので、お気をつけください。

中山からのお願いです。
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