ハイチ災害 Pancake Collapse の惨状 Let's Help Haiti Build A Home
ここ数日、紙面や報道をにぎわせているハイチの地震については、私も皆さん同様、大変心を乱されました。日本も地震国ですし、、、
昨日15日は、読売新聞に、”こうした途上国では、耐震レベルが低い手抜き建築も数多く、多くの建物は、強度不足で、天井、床が重なり合うようにつぶれる、「パンケーキ・クラッシュ」現象を起こしていた、ということが、指摘されていました。
パンケーキ・クラッシュというのは、アメリカの9・11のテロ攻撃時の世界貿易センタービルの倒壊を説明するために、用いられたレポート以来有名になった言葉らしく、ウィキにも、そうした趣旨の説明がありました。
英語では、pancake collapse というんだそうです。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、30万人が、家を失ったとも。
私自身、子供のとき、あのあたり、中米エリアに父の仕事で居住していたことがあります。ハイチ自体は、行ったことがありませんが、学校に2年行っていたのが、トリニダード・トバゴという近隣国。その当時は、ジャマイカ、マルティニーク、セントルシア、バルバドスといった国々を、両親の出張や休暇に同行して、よく巡りました。
人類の惨状は、どこで起こっても、痛ましいものですが、テレビ報道や人々のインタビューを見ていると、やはり、なじみがあるのを感じます。子供のとき、あのエリアで、楽しく過ごした記憶などもよみがえり、”あれほど美しかった古巣”の惨状に、いたたまれない気持ちです。
アメリカ人にとっては、文字通り、よい意味でも、失礼な意味でも、”裏庭”のようなところで、マイアミなんかからは、いずれも、数時間の観光名所。但し、日本人にとっては、ちょっと行きにくい”楽園エリア”ですが、、、
こういうときのMy Favorite Charity(自分が支持する非営利団体)は、Habitat For Humanity。
ハビタットは、日本でも最近拠点がありますが、ずばり、「家のない人に、家を作ってあげる」ボランティア団体で、カーター元大統領率いるカーター財団や、ブラッド・ピットなどのセレブリティーも、よく、支援にヘルメットをかぶって”家作り”を手伝ってあげています。ハビタットについては、この前のデトロイト行きのときにも、こんな記事を書いたことがあります。
ボランティア活動の内容は、
お金を寄付する
実際に、現地に行き、家を建てる手伝いをする
が二つの柱。米国国内でも、デトロイトのような貧困エリアで、盛んな活動があるのはもちろん、こうした途上国でも、わざわざ、旅行をして、現地入りしたチームが、物理的に、トンカチをたたきます。
もうひとつのルールが、”家を建ててもらう寄付を受ける対象者”の家族が、
自分も、家を建てる人員として、参加しなければならない
低額ローンを組んで、材料費程度を返済しなければならない
という自助の精神。
私も、子供を預けてまでは、参加するのは、立場上、苦しく、ためらっていますが、子供がティーンになったら、一緒に行って見たいとよく思っています。しかし、よく考えると、そのころに、体が効くよう、フィットネスもしなければ、、、汗
確認すると、ハビタットのハイチのオペレーションは、26年以上の歴史があるということで、”ハイチ救援緊急ファンド”のページがありましたので、小額ながら、300ドルを、寄付してきました。こちらから。《日本のハビタットでは、今日の段階では、ハイチ支援の窓口については、HPには出ていませんでしたが、ジャパンの窓口は、こちらから》
皆さんにも、favorite charity の窓口があるかと思います。日本での日々で、何をできるというほどのこともないですが、ハイチの状況を、今後も、皆さんとご一緒に、見守りたいです。
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