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サブプライムローン問題は、どう評価する?

去年まで、日本では誰も知らなかった言葉『サブプライムローン』。
英語では、subprime、または、sub-prime loanと書きます。

この中には、不動産を担保にした『サブプライム・モーゲージ(subprime mortgage)』も、含まれます。

サブプライムローンとは、与信が低い人向けのローンのこと。
金利は高め。

反対語は、プライムローン(prime loan)。
こちらは、与信が良い人向け。金利も低め。

与信と言うのは、銀行が、「あらかじめ与える信用」、つまり、「この人は、ちゃんと借金を返せるタイプの所得状況があるか」という判断の度合いです。

日本でも、都市銀でダメなら、地銀や、ノンバンク系といった序列がありますが、アメリカでは、それが、プライム対サブプライムなわけです。

昔のアメリカは、お金を貸すのに、比較的保守的で、与信のよい人しか難しかったのです。しかし、ここのところ、「サブプライム」というカテゴリーが確立してきて、「サブプライムレンダー」、つまり、サブプライムローンばかりを貸し付ける、銀行(lender)という種類の小さい銀行がたくさんできていました。

それが、去年あたりから、こけてしまい、「米国経済への影響は?」といった話になってきているわけですね。


不動産購入の必須条件として、通常は、自宅にせよ、投資にせよ、ローンが取れる必要があります。

与信が微妙な人でも、金利が割高でかまわなければ、物件が買えました。それまでは、「ベースになる金利のレート自体が比較的低かったので、多少割高でもOK」なんていう状況だったわけです。

それが、金利も少し高くなり、バブルもはじけ、物件も値上がりしていかない。無理をして借金をした人たちの支払いが滞って、競売が増えてしまった、、、といった悪循環で、サブプライム銀行が、いくつも、倒産をしたのです。


倒産しないまでも、「引き締め、引き上げ」をせざるを得ません。というのも、そうしたサブプライム銀行自体の業績も悪くなったのだから、彼等自身も、他の金融機関からお金を貸してもらえなくなったからです。


そういうわけで、今、花のカルフォルニアなんて、競売ばかり。ここ、2年くらいは、そうした引き締め傾向が続くと思ったほうが間違いがありません。


でも、不況好きの私は、こういう状況、実は、うれしいんです、、、


現在、物件価格は、下がってきますから、、、


アメリカというのは、長期的には、資産形成が可能なところです。カルフォルニアやネバダ、アリゾナといった、長期の方向性がしっかりした人気の州の主要都市なら、「今こそ狙い目。」


但し、ひとつ問題が、、、

こうしたところは、多少下がったにせよ、利回りが低くて、あまり、キャッシュフローがプラスになりません。

「値上がりを待つ間」が苦しいんです、、、


こういうとき、日本からの投資には、こちらの円ベースのローンが最適です。↓

貸し出し金利が低いので、アメリカ人よりも、優位に立てますよ!

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