景気というのは、サイクルです
知り合いの不動産関係の方たちは、日本でも、アメリカでも、業績不調の方が多いようですね。「今は、不況だから、お客さんがいない、、、」 「サブプライム住宅ローンで、お客様が、なかなか、融資が取れないから、物件が売れない、、、」
アメリカの一部の都市なんかでは、「ずっと上がり調子で来たから、未曾有の事態に、どうしたらいいか、わからない」なんていう方々まで、おいでのようです。
私自身、投資家として、2002年にアメリカ市場を研究したとき、その強気ぶりにびっくりしたものです。素人だったので、そういうものだと思い、「値上がり狙い戦略」に追随し、それは、ある程度、成功を収めました。
しかし、それが、通じなくなる時期が来たのです。これまでのように、値上がりを見込もうにも、どの都市も、はっきりとした指標が出ない、そういう時期が、、、
とにかく、買っておけば、20%や30%くらい、年率上がるのさ、そんな乱暴な時代が、終焉する時代が、、、
冷静になって考えてみると、そんなのは当たり前。
歴史上、一本調子で、倍々ゲームが何十年も成立する、そんな時代は、ありません。アメリカ自体について見ても、どんな都市でも、大体、やはり、上下を繰り返しています。基本的な指標が良いアメリカの主要都市というのは、その上下を繰り返しながら、底上がっていくのですね。
それについて、前に、こんな統計を紹介しました。こちらから。
日本の不動産屋さんのことについては、直接知っていることが少ないので、言及を控えますが、私がむしろ不思議なのは、こういう経済のサイクルのなかで、受身で流される不動産のプロフェッショナルたち。
「今はOOだから、売れなくて、仕方ない」
とおっしゃいますが、ほしいお客様は、いつでも、おいでなのです。だけど、エントリー方法が、どうしても、見つからない、、、こういうときこそ、地元のレアルターさんは、長年の地元の知識を前提に、しかも、新しいことを学んで、
こういうふうに、エントリーすれば、このエリアも、買えるんですよ。投資というのは、このエリアでは、こうやるものですよ。
というところを、我々遠隔投資家に、示していただきたいところですね。このブログをご覧になってくださっているレアルターの方々、プロポーザル、よろしくお願いします。
*********