ハワイ、ワイキキのコンド 購入価格76万ドル 円ローン案件
円ローンの申請窓口をさせていただいて、ありがたいところは、自分が投資していないエリアの状況が垣間見れること。
円ローンのほうのお問い合わせのお客様は、「純粋に投資として」されたい方と、「別荘」購入希望者の二通りに分かれます。
融資手続きの難しさは、一人一人のお客様の事情が大きく異なること。
銀行は、割合柔軟に対応していると思いますが、私の担当のレップの方と、お客様の事情について、相談をしながら、「こういう形で、融資審査部門に認めてもらいましょう」と方針を検討していくプロセスが、結構あります。
この前てこずったのは、こんなケース。
高額所得者のQさんは、貯蓄も十分。
しかし、なんと、いまどき、給与の支給は、驚きの現金。
実は、Qさんのご勤務先は、市街地から遠隔で、車で20分も行かないと銀行がない上、経理担当者様が高齢で、ご自分ではそうした入出金が、無理だということ。
「地元の銀行なら、担当者がついてこちらに来てくれるのですが、会社全体の口座もあわせると、金額も相当になりますので、経営陣は、一金融機関だけを使うのも昨今はためらっていて、、、」ということです。
こうした事情に基づき、最初、Qさんは、所得証明に難ありと判断されてしまいました。
結果、給与所得の一部を、差っぴいたような形で融資枠が決められ、Qさんも、当初は、その融資枠に納得していましたが、ショッピングの結果、もっと大きな物件にリーチを掛けることに。
無事売主と契約書も交わし、銀行に対し、「Qさんは、頭金4割になる結果でもかまわないそうですので、この物件で話を進めてください」と話をもっていったところ、私のレップが、とても気のつくよい人で、「それでは、収入部分について、もう一回、審査部門に話を差し戻してみましょう」といってくれたので、さらに書類を用意し、結果、融資枠を拡大させ、7割融資決定を引き出すことに成功しました。
このように、融資の審査プロセスは、最初の書類提出以降は、その方ごとで、紆余曲折。しかし、きちんとした事情があれば、便宜を図ってくれる場合も多いのです。
特に良いと思うのは、海外の銀行で、日本の会社規模等に対する予断がなく、スモールビジネス勤務であっても、ハンディがないこと。
こうしたやり取りのため、香港の銀行レップとは、ほぼ毎日、こうしたいろいろな案件について、電話でやり取りをします。信頼関係なくしては、話は進みませんから、今のレップとは、とても仲良くなっていて、「道子の案件は、下準備がよいので、手間がかからない。他の人からの提出案件に優先して処理する、最大限協力する」といつも明言してくれています。
ハワイはワイキキの目抜き通りに立つ高級コンドだけあって、部屋からの景色は、最高!
この物件は、3BR、2BAで、76万ドル。サイズは。堂々の1,200スクエアフィートとたっぷり。
築2007年、31階からの絶景です。
デザインは、斬新で効率的なスペース使いが特徴。円ローンは、ロンドン以外では、リースホールド不可なので、当然フィーシンプル【fee simple、借地ではなく、単純な所有権という意味】。
管理組合費は、月額650ドルで、やはり、相当な金額ですね。
融資額は、購入価格の7割ということで、53万2,000ドル【ただし円で借り起こしをする】、例えば、円ドル換算レートが、105円で確定したとしたら、5586万円となります。
金利が2.5%だとしたら、金利のみ支払い額は、月額で、アメリカ不動産通なら誰でも驚愕するであろう、11万7,000円弱。それでも、毎月20万、不在時も支払う必要がある、超高級案件ですが、、、
拘束の多い職場で、長らくまじめに、がんばってきたQさん。普段の生活とは正反対の、常夏のハワイ、ワイキキの高級コンドを、自分に対するご褒美として、見事、ゲットするお手伝いができて、私も、大変うれしいです。
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円ローンセミナー開催予定
2008年7月5日土曜日大阪
2008年8月2日土曜日東京
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