HOME > ニュース・報道・時事 > 

中国人も、子女留学に備えて…?中国人民日報日本語版

中国関係の仕事をしているボランティア仲間のSさんから、こんな内容の記事をメールで頂戴しました。

中国人も、米国不動産買い物ツアーフィーバーに乗り出しており、その半分は、子供の留学に備えての動きと、、、

*************記事の引用はここから*************

北京、米国不動産買い物ツアー 半数が子女の留学に備え

 米国不動産が底値となっているチャンスを機に、北京で初となる不動産購入ツアーが企画され、来月にも米国に出発する予定だ。すでにツアー参加者の人数は30人以上に達しており、その6割前後が不動産業界の関係者で、半数が子女の留学に備えて住宅を購入するのが目的だという。法制晩報が伝えた。

 今回の米国不動産購入ツアーの日程は10日間。09年1月15日に北京を発ち、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガスの3都市で不動産を視察しながら観光地を回り、24日にロサンゼルスから北京への帰途に着く。

 米国不動産購入ツアーの主催者である「捜房網中古住宅集団」の関係責任者によると、不動産購入ツアーが今回重点的に視察する物件は、基本的にすべて、サブプライム危機の影響を受けた、ローンの返済不履行の物件であり、その販売価格は4万から10万ドルで、人民元にして25万から70万元といったところだ。

 中国の不動産価格の上昇および人民元切り上げに相対する米国の不動産価格の下落および米ドル下落は、国内投資者の米国不動産投資を推し進める原動力となっている。また、人民元の度重なる切り上げにより、中国人が米国で生活し消費するほうが得であること、さらに米国のサブプライム危機による抵当住宅が安く販売されていることが、投資家の米国投資への願望をあおっている。

 米国不動産購入ツアーの参加者の半数前後は、子女の留学に備えた住宅購入を目的としている。米国不動産が低迷している時に住宅を購入しておき、子女が米国留学したときには、一緒に近くで暮らすという計画だ。ツアー参加者である陳さんは「うちの娘は今年8月から、米国西海岸に留学しているんだ。もし本当に安い物件なら、1軒でもいいから購入したいね。それに、このツアーのついでに娘に会いに行けるしね」と話す。

 これについて専門家は、「底値投資のチャンスだが、短期的なハイリターンは無理」という見方だ。

 漢博投資集団の王永顧問執行董事は、「長期投資として見るなら、米国での不動産投資はリスクが少なく、安定した収益に、高いリターンが見込めるだろう。サブプライム危機および金融危機の影響を受け、米国の不動産価格は以前よりも下落している。子女の米国留学に備え、あるいはビジネス上の往来が多く住居が必要であれば、米国の不動産に投資するのは今がいいチャンスだろう」と指摘する。このほか、人民元の対米ドル中値(基準レート)が、1ドル6.8505元と、ドル安が続いており、人民元をもって米国で生活および消費するのは今がいい機会だという。

 経済評論家の牛刀氏によると、サブプライム危機により、ローン返済の不履行が続発し、今の不動産は確かに低価格だ。中国の消費者が、自分が住むための住宅を買う必要があるのなら、今がお買い時である。しかしそれと同時に、牛刀氏は「全ての投資にはリスクがつきもの。今、金融危機の影響を受け、米国経済は見通しが立たない状態だ。今、米国で底値投資することは同じくリスクが伴う」と警告する。米国の国情は中国とは異なり、自分が暮らすために住宅を購入することがほとんどで、投資目的は比較的少ない。「今、米国の不動産は低価で購入できるが、短期的にハイリターンが得られる可能性は少ないだろう」ということだ。(編集WM)

 「人民網日本語版」2008年12月02日

***************


ベガスのみならず、ロスやニューヨークシティーで、4万ドルって、どんな物件じゃ?って感じですが(こんな感じか?)、いずれにせよ、やはり、向こうの方は、パワフルです。

海外留学をそこまでのメリットと考えない日本人に比べ、中国人や韓国人、インド人など、ほかのアジアの国の方々は、

「わざと、親戚を世界中に配置するのが、先祖伝来一族郎党代々伝わる暗黙の了解なのかしら?」

と思うほど、「局所局所」で、家族のネットワークを固めています。

こういった国際派アジア人の方々って、一族の本拠地がニューデリー、そこから、ロンドンなどのヨーロッパにいく親戚、ニューヨークなど、北アメリカに行く親戚、ドバイまで出て行く家族もいるし、、、といった調子。

日本人も、そろそろ、見習いますか?

配偶者の両親は、オーストラリア移住、自分の両親は、マレーシア、自分たちも、リタイア資金でハワイで開業して、子供は、東京の学校を卒業した後、中国へ、、、くらいなら、イマドキの日本人も、フツーに現実味、出ていますね。

そういう設定のファミリードラマが、登場する日も、近いか?

中山からのお願いです。
記事がお役に立ったら、下の2つのボタンをクリックし、ブログに投票してください!
人気ブログランキング にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
ご協力お願いします。
中山道子メルマガ登録URL
お名前
Eメール
Eメール(再)

ご登録は無料で、解除は、随時可能です。
最近の配信例は、こちらから。大体、月1度くらいの配信です。

*********

メール配信解除
ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください
登録メールアドレス

≪ 一つ前のページに戻る ≫


このページの▲TOPへ戻る