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Refinance Now!

今日、ありがちなネットサイトで、興味本位にチェックをしていたら、私のシラキュース市の物件が、いずれも、ますます、値上がりしていて、大笑いしました。

3万ドルで買った一戸建てが、7万ドル。

5万ドルで買った2軒家は、8万ドル。

5万8,000ドルで買った2軒家は、12万ドル。これだと、8万7,000ドルの2軒家が、12万ドルは、もはや、不満、、、【笑】

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シラキュースは、一応、バブルがなかったので、確かに、指標はいいのですが、新規ローンが降りないので、需要が冷え込んでいることは、よそと同じです。

実際には、ほとんど、実績がないのに、去年から、空評価が上がり続けていることが、おかしくて、PCの前で一人にやつく私は不気味な人そのもの(汗)。

こういったサイトにおける物件サーチ方法は、PCセミナーでもお教えしていますが【次回は3月21日】、その汎用性は、実は、限られていることも知らなければいけません(これも、PCセミナーでお話していきます)。

米国在住の初級投資家さんなんかと話をすると、こういうサイトを、詳しく読み込むことをせず、結構、表面的な評価を真に受けているのかな、と思うことがあります。確かに、この程度のことすら、知らない人も多いので、それよりはいいのですが、しかし、他方では、こうした無料情報を、「表面的に見ているだけ」では、「仕手筋」に翻弄されるのが落ちなのです。


何をいいたいかというと、私のシラキュースの物件について出ている、これらの好評価は、多分、今、住宅ローンの金利が低いこと、リファイナンスフィーバーがアメリカを席巻していることと、無関係ではないのでは、ということ。


今、不動産関係の金融は、新規購入はさっぱり。しかし、5%台というバブル時同様の歴史的低金利【アメリカでは。なんたって、10%がフツーの国でしたから】によって、ようよう、収益を得ているのです。

つまり、この高い評価は、リファイナンス需要を喚起するための、ご祝儀相場以外の何ものでもないだろうと私は自信を持って、断言します。

これを、ベガスやストックトンでやろうとしても、無理があるから、ごまかしがききやすいと思うところを、必死に、見繕っているのでしょう。

売買件数が少なく、バブルを経験したことがない都市って、最適なわけです。

当然、サイトには、refinance now!広告が、たくさん。

誰しも、(他人のことはさておいて、)まずは、自分の生活を、立てているのですね。


こうした一般向けのサイトの運営が、広告料でまかなわれていること自体は、誰でも知っていますが、ここまで、具体的に、各種関係者による、好連係プレー=はめ込みが、スムーズな流れになっているとは、さすが、アメリカのマーケティングって、世界一だぜ!


もちろん、高い金利でローンを組んでしまった人には、現実に、低金利に借り換えができるチャンスなわけですから、ある程度エクイティを残して、融資条件だけを変更するのであれば、この波を、自分にプラスに乗りこなせます。でも、(オーバーローンの)誘惑が、大きいなあ、、、

このように、いろいろなところに流通している数字というものの読み方は、体で習得しないと、かえって毒。株価情報と同じで、読み方には、実地で経験をつんでいく以外には、道がありません。

これは、自分が、いろいろなエリアに物件を持っているから、たまたま気がついた現象ですが【去年5月段階で、すでに私はリファイナンス勧誘を受けているが、そのころは、まだ、業界ぐるみの罠を見抜けていなかった】、多分、これによって、超低金利時代のリファイナンス市場がもたらす新たなオーバーローンによる、second wave of foreclosures【競売第二の波】の対象になる消費者や市場も、出てくるでしょう。

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