【速報】トランプタワーラスベガス、訴訟騒ぎに Class Action at Trump Tower Las Vegas
私のベガスのレアルターさんと、今朝はちょっとゴシップ。彼によると、最近、ベガスの地元チャンネルで、コメンテーターたちが取り上げるねたが、世界の有名コンドホテルのベガス版の訴訟騒ぎ。
トランプ・タワーラスベガスのオフィシャルHPは、こちらから。
『フロアプラン【間取り】が、最初の案内と違ってサイズが小さくなっている、、、、』
『収入は、一泊300ドルで、90%の満室率と説明されたが違った、、、』
『オリンピック級プールがあるはずだったのが、なくなっている!』
『64階建てのはずが、56階しかないじゃないか』
さらに、リアルなクレームが、これ↓
『買うのを決めたのは、2005年。それから、ベガスの市場価格はすごく下がっているのに、デベの推薦するモーゲージブローカーがアレンジする査定は、3年前の約定された販売価格どおり帰ってくる。これは、各関係者がグルの【はめ込み】ではないか?』
等々、投資家の苦情が殺到し、クラスアクション【集団訴訟】騒ぎになっているというのです。
当面、ベガスタワーで、クロージングが完了した物件数は、契約書があるすべての案件の20%程度。これらの中にも、すでに、「返金」を要求する買い手も。頭金だけを投入した投資家も、「頭金返済」などを求めているんだという、、、
え?
トランプ・タワーで???
そうです。他に、MGMグランドも、槍玉に上がっています。トランプや、MGMについては、私は、前に、記事を書いたこと、ありますね。トランプタワーについては、こちらから。MGMについては、こちらから。
ラスベガスサン紙で、掲載された弁護士の告発インタビューは、こちらから。まあ、弁護士は、弁護士ですから、、、><
モーゲージブローカーが出てきて、「最近、コンドホテルを買いたい人は、40%から、50%の頭金を投入しなければいけない。また、金利は、9-10%だ」といっていたのが、恐ろしすぎます。
訴訟が起こったりすると、自分のユニットにも、影響が起きるのは必須。早々に契約を締結して、引渡しを受けた買い手なども、おちおちしていられません。
お金持ち日本人は、コンドホテル、特に、トランプタワーが大好き。この問題の波及が、トランプタワーの他のエリア【ハワイ、ニューヨークなど】にも、及ぶのか、どうなのか、今後、注視が必要です。また、訴訟の進行状況によっては、トランプ、MGMのみならず、ヒルトンなど、同様のことをやっているところでも、次々と、大手デベが、傷を負っていくことになるでしょう。
いずれにせよ、「コンドホテルへの融資NG」と言い続けてきた円ローン融資チームの賢明な判断に、一票を投じざるを得ません。
今、この報道のリンクを、私の香港の円ローンの担当者にも、転送しておきました、、、「融資決定チームによろしくね」という文章をつけて、、、
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