個人の旅行予約は、、、 AIRBNBで決まり!
中国在住の米国不動産投資家中山道子です。子供の学校の夏休みにあわせ、米国滞在の予定を組んでいます。皆様も、ご同様でしょうか。我が家の場合、毎回長期滞在なのと、私の仕事の都合と子供の行き先の都合で決めるので、私は、安いホテルより、断然、コストパフォーマンスのいいAIRBNB派です。
利用されたことがない方のためにご説明しますと、まず、発音は、エアビーエヌビーです。エアーは、たぶん、インターネット上ということではないかと想像します。BNBは、BED AND BREAKFAST=B&B[朝食付きのベッド、朝ごはんを出してくれるスタイルの旅館]の略ですね。
コンセプトは、「個人でも、自分の家の余っている寝室などを、有料で貸し出し、AIRBNB.COMが、そのためのマッチングの場を、インターネット上提供。クレジットカード決済の代行で、個人間のお金のやり取りに伴いがちなトラブルの問題を解決してくれる」といったサービス。最近は、利用する側も、有効なクレジットカードのみならず、政府発行の有効なIDのJPEGファイルのアップロード認証まで必要になってきています。きちんとしたサイトなので、これも、お互いの安心のためと思えば、私は特に問題ないと思っています。
実際の説明を見ると、朝食がついている例ばかりではなく、「素泊まり」待遇も多いですが、通常、お部屋とバスルームのほか、「そのお宅の共有エリアのリビングのテレビやインターネット、キッチン、洗濯機と乾燥機を利用させてもらえる」例が多く、「キッチンのコーヒーやティーバッグ、その場においてある果物とシリアルくらいはお好きにどうぞ」といってもらえる例が多いので、長期滞在や家族滞在には、本当に便利です。
過去の旅行に関連しても、AIRBNBを使ったことをご紹介し、「自分も行ってみたいから、どこのホストを使ったのか教えてください」とメールを頂戴したこともあります。
2011年。香港で、AIRBNBでハウスボートにとまった際のレビュー
2012年。視察旅行の後、フロリダのディズニー近くで、バケーションをしたときの高級セキュリティーゲート付コンドミニアムのレビュー
日本国内でも、利用したことがありますが、日本では、不動産投資家さんや、不動産会社さんが経営するいわゆるシェア物件だったりすることも多いようです。若い旅行者さんなどは、ドミトリースタイルのバンクベッドのバックパッカー的なお宿をよく好まれますし、また、逆に、普通の住宅地にあるご自分のお宅の空いている四畳半の和室でもあれば、そのお部屋を解放し、気軽に外国の方とコミュニケーションをされてみると、英語の練習になったり、また、世界にお友達ができるかもしれません。本格的に、経営されている方も多いですし、楽しみの一環としてやっている方もお見受けします。
私自身は、子供もいるので、さすがに、「とにかく値段が一番安いところ」を選ぶことはできませんが、それでも、中西部なら、1泊60ドル前後で収められることが多いです。
家族連れは、家族連れのレビューがたくさんある案件や、家族向けとある案件を選ぶと、そのお宅のペットと仲良しになれたりて、気持ちよくすごせます。アレルギーがある場合は、あちらの家庭状況の確認を怠らないほうがいいですね。うちはアレルギーはないですが、私自身が、ポイントにしているのは、レビューアーに、CLEANと評価されているかどうか。昔一度、ホストが、自分の食べた後を片付けないお宅にとまったことがあって、台所のショウジョウバエや床の髪の毛に、ゲンナリしたことがあります、、、汗
アメリカはとかく便利にできているので、こういうふうにお宿を段取りした後は、私は、アメリカで買ってある自分用のカーナビを、中国から持って行き、空港でレンタカーしたら、車にナビを設定すれば、別段、有名ホテルを予約しなくても、初めてのところでも、まったく迷わず、ドアツードアで行きつけるという次第。事前の距離感を計っておくためのグーグルマップスも、欠かせません。
というわけで、今年の夏も、昨日、朝からPCとにらめっこで、予約を段取りしていました。今回も、デトロイトで、とても楽しいお宿が予約できたので、ご紹介してみます。
デトロイトは、ご承知のように、人口減少、市の破産と、荒廃が指摘されている都市。しかし、同時に、米国でも、こうした都市部の問題点を解決しようと、積極的に、「若いときはここで育ったので、荒廃が忍びない」とか、「都市部からメッセージを発信したい」といった理由で、これらの都市部に逆に目的意識を持って戻ってくる層の方々がいたりします。
というわけで、このAIRBNBホストは、リタイヤしたエンジニアのご主人と奥様とあります。お二人は、デトロイトで、自足自給型の農家をされているのです。野菜や果物のほか、ヤギ、鶏、ミツバチを飼っていて、ミルク、卵、蜂蜜も自給しているということ。こういうのを、アーバンファーミングと呼んだりします。日本の都心部でも、よく、ご自宅の裏庭でというのみならず、行政に区画を借りたりして、気軽の農業を楽しまれている方って多いですよね。アメリカでは、こうしたことに行政が関与したりするということがあまりないので、モチベーションの高い個人が、こうした活動に従事しているケースのほうが、社会的には、よく取り上げられているように見えます。
ということで、このお宅、広大な敷地の中に、母屋と別棟のコテージがあって、今回、そちらのコテージに居候させてもらい、キッチンなどの共有部分は、母屋に行かせてもらうスタイルなようです。お部屋は大きく、また、専用リビングエリアもあるということ。ただし、専用バスルームは、バスタブではなく、トイレとシャワーだけのようです。私たちは、中国で、バスタブなしのスタイルにすっかり慣れているので、まったく問題ありません。米国でも、普段はシャワーだけで、毎日お風呂に入らない人のほうが、多いと思います。
しかし、これだけの敷地があるってすごいですよね。近所の小川まで見える様子。高級ホテルやエク○ブに泊まっても、素敵!と喜んでくれるのは、一瞬だけ。子供って、すぐに退屈したりして、余った時間をすごすために、なおさらお金をかけたりしないといけなくなるもの。逆に家族連れOKなバックパッカー宿とかのほうが、周囲の家族連れと仲良くなれたりしちゃって、最終的な充実度が高かったりするのは、あれ、何ででしょうね?
このホストは、バックパッカー宿を経営しているわけではないのですが、ページには、「母屋では、いつもガヤガヤやっていますから、うるさいのがいやな方は自分のコテージに行ってくださいね」と書いてあり、こっちが、「ガヤガヤ」の仲間入りできる公算、高そう!
こういった調子で、うちの子は、小さいときから、知らない人のお宅に泊まりに行くことに慣れています。シメシメ、子供が、「勝手にガヤガヤ」に参加してくれれば、私としては、仕事がはかどり、さらにナイスだぞww
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