年収350万で、220万を貯金する方法 エクスパット編
今月、最低7軒の決済を控え、ちょっと息抜きしたい気分の中国在住・米国不動産投資家中山道子です。
実は、仲良くしているアメリカ人一家が、今年、米国に、帰国します。上の子が、今年から小学校で、教育問題が一番のきっかけのよう。
この夫婦、教育熱心で、実際、自分たち自身、めちゃめちゃ頭はいいのに、友人ながら、ぶっちゃけ、ファイナンシャルリテラシーが低いような気が。。。
貯蓄がたいしてなく、帰国後、再就職のめども、これから。そんな中、家族4人の住居をどうしようかといった相談に乗ったのですが、結局、ライフスタイルに口を出すことは、友人間では、いくら親身でも、NGですよね。お茶を濁して、帰ってきましたけど、、、
英語の先生だから、それほど高収入ではないですが、これから、子供を二人、大学に行かせようというのに、6年間も、こんなに生活費が安いところにいて、どうして、貯金しないのか、、、
なんて、えらそうな口を利きました。私自身の場合も、節約や貯蓄志向は高いんですが、日々、家計簿をつけたり、トイレットペーパーの使用量を計ったりするようなマメなことは、、、していません。
親子二人の我が家の生活費の目標は、”全部で、300万以下なら、まあ、いいや”と、実は、アバウトです。【←海外旅行の旅費は計算に入ってないです】
意識しているのは、「額自体は、そこまで低いとはいえないかもしれないけれど、自己評価的には、高リターン【高コストパフォーマンス】を狙っている」くらいのところでしょうか。職業が、投資家ですもので、、、www
中山って、「本当にケチ臭いなあ」と思われる方もいるかもしれませんし、その半面で、「自分は、アジアで、もっと安く済ませている」と思われる方も、いるかもしれませんが、まあ、ここら辺は、「我が家は、現状、こうですけどね(汗)」というだけの話でして。
日本では、シングルマザーの平均就労年収自体が、最新調査によると、181万だそうです。【就労収入100万未満が30%も……「シングルマザーのリアルな懐事情」】
共働きの方ならもっと恵まれているのかと思うと、インタビューなんか読むと、そういう女性も、「朝4時に起きて、掃除、夕食、お弁当を作ってから出勤」とか、頭痛がするようなスケジュールを送っておいでみたいな。。。
私立学校に子供を通わせ、家庭教師にお手伝いさんまで使って、のんびりと、「生活費300万生活」を送っている私は、本当に運がいいと痛感しています。
まあ、もっと研究して、今よりさらに効率的なライフハックの方法がわかりましたら、また、ご報告しますね(笑)。
家計の主要アイテムは、
■155平方3BRのマンションの家賃が、年間90万
■私立学校の学費が、55万
と、この二つで、半分を占めます。
子供がいると、教育費があるので、大人二人で生活するより、ずっとかかりますね。ここが、途上国生活をするときに、「気をつけなければならないポイント」で、欧米系インターなんかにいれちゃうと、日本に住むより、生活費、かかっちゃいます。家族4人とかになると、さらに、車代が、付け加わりますよね。
こちらに来るときから、「数年以上いるなら、マンションを、買ってしまえばいいじゃないの?」とアドバイスされましたが、足がすくんで、無理でしたね、、、汗
ちなみに、私の借りているマンション、2011年に、来たときは、日本円換算で、3,000万。今、2014年となり、現地での値上がり+為替効果で、5,000万です、ハイ、、、【関心のある方は、こちらでわがマンション、ご覧ください。”足がすくむ”の意味が、ご理解いただけるかと、、、】
でも、ご他聞にもれず、知り合いには、ちょうど、この時期、新築を買ってしまって、困っているエクスパットも、、、
この人は、「中国人の奥さんのご家族に促されて、高級な新築マンションをローンで買ってしまったが、その物件は、その後、ぜんぜん値上がりしておらず、挙句にリストラされて、真っ青になっている」んです、、、
さて、私の場合、自分が、家でPCに向かっているので、オフィスとして、3室目がほしかったんですが、この間に、中国元の高騰がありまして。
東京から引っ越してきた当初は、「家賃が、月6万円になった!」と喜んでいたのですが、今になって、3年前に選んだ今のマンションは、贅沢すぎたなと反省中です、、、苦笑
まあ、どこと比べるかの問題ですが、今の暮らしを、日本やアメリカで再現しようとしても、無理ですし、シンガポール、香港でも、たぶん、生活費の額を2倍にしても、足りないのではないでしょうか【なんか大都市は、ストレスもありそう】。
特に、2年半たって振り返ってみて、メリットを実感しているのが、やはり、目的のひとつだった教育でしょうか。
日本でも、中華系の学校への日本人進学希望者が増えたという記事を読みました。実は、米国でも、現在、幼児教育や小学校は、中国語へのイマージョンというのが、アッパーの方たちの間で、すごく流行っていて、特に、モンテッソーリ教育とか、そういうのは、最近、大体、この”言語イマージョン”による差別化に走っています。中国人オーペア(住み込みのシッターさん)も、人気。
トム・クルーズ/ケイティ・ホームズ元夫妻のお嬢さん、スーリちゃんも、NYで、学費4万ドルの私立で、こうしたバイリンガルライフを、エンジョイ中とか。トム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スーリちゃん、NYの学校で中国語を勉強
セレブリティじゃなくても、見聞を広め、最先端な?生き方がしてみたい、、、ジム・ロジャースなら、移住先は、シンガポールで、いいんですけどね、、、笑 ジム・ロジャーズを始め、シンガポールに移住している著名人の数々を紹介!
そんなわけでの「家族ぐるみのライフハック」に出て、
スーリちゃんの1年間の学費以下の金額で、中国生活満喫中
の私たちなんですが、お気に入りのブログの中で、やはり、途上国暮らしのよさをエンジョイする一般ピープルであるカナダ人の学校の先生のお話が紹介されているのを見つけましたので、皆様にシェアです。
なんと、
ミャンマー【ビルマ】で、インターの先生になり、3万5,000ドルの収入を得て、エキサイティングなアジアン・ライフをエンジョイしているアンドレアス先生
結構、好きなことをしているのに、そのうちの2万2,000ドルくらいを貯蓄している!というお話です。
アンドリュー・ハラム先生の「ミリオネア教師のインデックスファンド投資ブログ」から。
アンドレアス君いわく、
Each month I save $2,000.
毎月の貯金は、2,000ドルです。
この1年で、合計2万2,000ドルが貯蓄できたそうです。
That leaves me about $900 a month for living expenses. Here’s how my monthly costs stack up, to give you a sense of how I achieved my savings:
そうすると、毎月、900ドルが生活費として残ります。【3万5,000ドル引く2万2,000ドルが、1万3,000ドル】
Food costs: $150 per month
Eating out costs: $100 per month
Transportation costs: $40 per month (average taxi trip is $2-$3 and usually split with friends)
Insurance costs: $150 a month covers my share of the premiums
Maid: $100 per month full-time
食費 150ドル
外食 100ドル
交通費 40ドル【タクシーは、2、3ドルで友達と割り勘が多い】
保険 150ドル【保険料】
メイド 100ドル【フルタイム勤務1ヶ月の給料】
以上の暮らしをすると、毎月、900ドルのうち、300ドルくらいが、余るので、その分は、別にためておいて、お休みの期間【ミャンマーのインターでは、10月、12月、4月の3ヶ月らしいです】生活費に使うとのことです。学校の先生なので、家賃は、学校が負担してくれます。また、カナダ人は、日本人同様、国外居住者は、母国に申告しなくてもかまわず、ミャンマーも、ノータックスだということ。
細かい点の整合性は、上の数字だけでは、よくわかりませんが、いずれにせよ、大筋のアイディアは、理解できました。独身や夫婦だけなら、特に、数年間くらい、すごく楽しくやれそうですよね。もちろん、辞令で転勤、という方も、少数ながら、おいでだそうです。
アンドレアス君は、まだ、20台。親元に住まずに、毎月、20万の貯蓄は、普通の生活をしていたら、できません!
私も、20台に戻って、アンドレアス君に、弟子入りしたいです。彼のような人に触れると、自分が、いかにまだ、甘いかが、実感されます。いや、本当は、中国で、長年英語教師をやってきた冒頭の友達夫妻にこそ、読ませてあげたい記事なんですが、、、
、、、、
、、、、
今の段階では、参考にといっても、もう、「いやみ」にしかならないから、無理、、、(^д^;)
2015年4月追記 《2014年に引越しをして、中国での生活費を180万へとダウンさせることに成功しました》
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