オプションリースでの売却戦略その1
不動産を買うのは、手間がかかるので、私は、通常は、売却ではなく、原則、物件を持ち続けることを優先しています。
しかし、売却益により、手持ち投資資金が増えるような場合は、感情的に物件にコミットせず、積極的に手持ち資金強化を行っていくべきですね。
有名な国際的な投資家である、ドルフ・デ・ルースさんの本にも、「買った物件は、絶対手放すな!」と書いてあり、うれしくなりました。(もちろん、ドルフさんの場合、うまくゲットできた物件であることが前提ですから、所有していることで利益が高いという前提があります 私も同様ですが)
彼のこの本が、最近翻訳されて出ていますが、実例で、数万ドルで、高利回りの物件を買って、なんていう記述が出てきます。「もうそんな時代じゃないよ、これ、昔の本ジャン。今の時代、数万ドルの物件で高キャッシュフローはないでしょう」と思われる方もいるかもしれませんが、実は、私は、まだ、彼のそうした例と同じランクの物件でリアルに勝負しています。
ひとつ、自分の例をご紹介します。
こちらの写真の物件は、2007年3月に購入した要修理の物件です。英語では、fixer-upper(フィクサーアッパー)といいます。フィックスアップ、つまり、修理が必要な、という意味ですね。
本当にぼろ家でした↓
実は、この物件は、あるリフォーム業者さんに購入前に見積もりを取ったときは、修理代、4万ドル!といわれたのです。
購入価格、1万3,000ドルは、本当に安い、しかし、補修で4万ドルでは、かないません。
ここで、無理を言って、売主に、補修を請け負ってもらい、合計支出は、2万3,000ドルで済ませることが出来ました。
ただし、内装のみ。外装は、それに、2,000ドルプラス、ということなので、まずは様子見。
外壁を塗りなおして、査定を取れば、7万ドルくらいには、なるはず。というのは、ここから10分のところに、2ベッドルームのもっとずっと小さい家を持っているのだが、そちらは、6万ドルという査定が出ているから(多分ということで)。
ちなみに、そちらの高査定が出た近くの物件についての詳細は、こちらです↓
2007年3月に、1万5,000ドルで購入した利回り40%物件!
そのときの記事でも書いたように、サブプライム住宅ローン問題で、「リファイナンス計画が頓挫」したので、こちらのほうの物件は、オプションリースによる売却計画を進行することに。
長くなったので、続きます、、、
オプションリースでの売却計画2
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