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取引先で、人員削減、横領、そして、今度は会社整理かよ、、、

こんにちわ。”図書館で読めないビジネス書は買わない”が身上の中山道子です。

例外はキンドルで購入できる場合で、英語の原書は、相当欲しい場合、ダウンロード版で買います(でも、それほどは買わない)。アメリカで話題の本を1冊読むと、日本でその翻訳や亜流本がでて話題になるまでの間、3年、10年といった間、”世間の先を行っている”といったことも、たまに、あります。

逆に、今、日本で話題の本については、予約を入れることもありますが、どうせ、順番が回ってくるのに時間がかかりますので、興味がある場合は、過去に書かれた類似書を検索して読めば、大体用が足りるというのが、私の考え。《ただし、まだ入荷していない本の場合なら、図書館に購入依頼をかけると、しばらく待てば、一番で読める》

こんな私も、子供のころは、趣味読書。長いこと『本の虫』でしたが、よく計算してみると、書籍代に何百万ものお金(とスペース)をかけてきていたこと、同様に深刻な問題として、購入した本の処分にいつも苦労することから、本との付き合い方についても、ウルトラ節制を目標にするにいたりました。

年頭に、「本は投資だから、買う。遊芸費と違うから」という若い方に出会いましたが、「集めた本を積んでおくと、本を所有することのコストは、家賃が高額な首都圏においては、購入後、場所代ということで、どんどん増えていくが、そのことを考えたことがあるか」と、えらそうに力説してしまい、よく考えると自分が怖いです(苦笑)。

しかし、考えても見てください。「話題の本を読んでいる」=「みんなが知っていることを知っている」。私的には、これは、特段、付加価値を生みません。(但し、欧米流のブッククラブで、みんなで同じ本を読んできて、ディスカッションしたりするのは、議論の練習になるので、そちらは、重要な訓練だと思いますが)

今は、「相手、または、他人が知らないことを、自分だけが知っている」ことのほうが、差別化になるのではないでしょうか??そのためには、「他の人が読んでいる本」に対し、費用や時間を使っている場合じゃ、ないのではないでしょうか??

えと、、、

ということで、自分でもどこに行きたいのかわからなくなった中山道子です(大汗)。


先週、大苦笑の出来事がありました。

昔使っていた決済会社のオーナーの訴訟沙汰です。

驚くべきことに、累計でいうと、200軒以上の案件の決済に関与したことがある私。その半分近くは、デトロイト案件で、デトロイトでは、現在利用している決済会社は、付き合い3社目です。

過去に、この件については、いくつか記事を書きました。

タイトルエージェンシーとは何か
決済段取りの現場から

ところが、二代目の担当者Jさんを仕込み、優秀な担当者になってくれた矢先で、Jさんの会社が、おかしくなったのです。

お気に入りの担当者がまたレイオフされた

実は、このころ、この会社では、経営者が乱暴な動きをしているという情報が私のほうにも入ってきていて、法的な問題が顕在化しないかなという不安は、生じていました。そのことは、当時は、書けなかったのですが、、、


そして、その後、あにはからんや、経営者が、横領を持って、権原保険会社から訴えられたということを、聞いたのです。


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決済代行会社(タイトルエージェンシー)は、通常ある程度大きな会社が経営するものですが、この会社は、少人数で小回りが効くところがあったので、そこが気に入ったこともあり、問題が浮上するに至ったところもあるかと思います。

この経営者は、収入確保のため、決済に関連した受託資金に手をつけたということですが、私達のグループでは、送金したお金が行方不明になったということはなく、また、名義書換も、いずれもスムーズに終了していたのが、もっけの幸いというものでした。

現在使っている会社さんは、ここより大きいですが、大きい会社であっても、担当者の不祥事の可能性なども考え合わせれば、100%セーフかというと、そうともいえないでしょう。

結局は、このトラブルの落とし前は、権原瑕疵保険会社がつけることになるわけで、この件でも、私達が保険を買っているところの、決済の安全を担保する役回りである保険会社が、決済代行会社と、その会社経営者の彼女を訴えることになったわけです。

ということで、今回、管財人(Receiver、管財人がいる状態を Receivership とも呼ぶ)がつき、「ある決済から、1,000ドルの予備手数料預かり金がある」という通知が、1通だけ、私達のほうにも、到着しました。2009年7月の決済案件。担当した管財人(どこかの会社)は、思ったより、丁寧に仕事、しているんですね、、、

この訴訟では、150万ドルほどの返済義務を彼女が認めて、和解したそうで、彼女は、刑法上の訴追はまぬかれたようですが、当然、この経営者に、これを返済する能力はなく、毎月200ドルほどを返すことに合意をしただけのよう。

管財人の手元には、それほど資金があるはずはないので、管財人から、この支払いが全額されるか、微妙だろうと思います。

となると、決済時に保険を発行し、決済代行会社を監督する立場にあった権原保険会社が、全額または差額の返済義務があるということになるのであれば、この1,000ドルは、保険会社から、帰ってくるでしょうが、実際、そういくものなのかは、管財人からの最終通知が来た後に、保険会社に保険請求をしてみないと、わからなさそう、、、。


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今日のまとめ


1,000冊のビジネス書を読むより、1件の案件を、最初から最後まで担当しよう


お粗末さまでございました、、、、

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