今、売りたいと思ったら…
保育園のお友達、Pさんご夫婦は、今年、マンションを売却し、一戸建てをご購入。ステキな新築物件に、娘とともにお邪魔し、子供たちが、ゴーオンジャーごっこに興じる合間に、ちょっと「不動産談義」。
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値上がりしたら、「売却」という選択も。しかし、日本在住者は、短期譲渡益税率に気をつけて!総合的な投資には、すべてのステップをざっとでいいから理解しておくことが必要です。
保育園のお友達、Pさんご夫婦は、今年、マンションを売却し、一戸建てをご購入。ステキな新築物件に、娘とともにお邪魔し、子供たちが、ゴーオンジャーごっこに興じる合間に、ちょっと「不動産談義」。
オプションリースでの売却計画について、続きです。最初の記事は、こちらから。
かいつまんで説明をすると、私は、今年、格安で、要修理物件を購入し、格安で、これを補修し、「これで、含み資産分を稼いだわ!修理後の物件というのは、評価額・価値が、ぐっと上がるものだから」とほくほくしていました。
ところが、この夏のサブプライム住宅ローン問題で、7月頭にだったら可能だったかもしれないリファイナンスによる、現金引き出しが、2007年8月現在、不可能になってしまっています。なんでもペースの速いアメリカのことですから、2年も待たずに、状況は打開すると見ていますが、、、しかし、今は、「ショック」ですね。
ここで、登場したのが、物件を現金化するための、別の計画。
不動産を買うのは、手間がかかるので、私は、通常は、売却ではなく、原則、物件を持ち続けることを優先しています。
しかし、売却益により、手持ち投資資金が増えるような場合は、感情的に物件にコミットせず、積極的に手持ち資金強化を行っていくべきですね。
有名な国際的な投資家である、ドルフ・デ・ルースさんの本にも、「買った物件は、絶対手放すな!」と書いてあり、うれしくなりました。(もちろん、ドルフさんの場合、うまくゲットできた物件であることが前提ですから、所有していることで利益が高いという前提があります 私も同様ですが)
彼のこの本が、最近翻訳されて出ていますが、実例で、数万ドルで、高利回りの物件を買って、なんていう記述が出てきます。「もうそんな時代じゃないよ、これ、昔の本ジャン。今の時代、数万ドルの物件で高キャッシュフローはないでしょう」と思われる方もいるかもしれませんが、実は、私は、まだ、彼のそうした例と同じランクの物件でリアルに勝負しています。
ひとつ、自分の例をご紹介します。
テンサーティーワンエクスチェンジ。節税の売却方法です。
アメリカの税金のシステムだと…
1)実需、つまり、自分用の物件は、1年以上、主たる住居として居住した物件は、条件に、ある程度以上のキャピタルゲインの免税がある
2)12ヶ月以内に売却をする場合、短期収益となり、通常の短期キャピタルゲイン収益扱い。
3)12ヶ月と1日以上たってからの投資物件売却は、自分の税金枠内ではあるが、長期キャピタルゲイン税割安になる。
売却に当たって一番大切なのは、市場動向でしょう。いったん市場が冷え込みだすと、売却に、倍以上の手間やコストがかかります。
物件売却にかかる時間は、市場によって異なります。
いわゆるホットな市場なら、3ヶ月以内。通常といわれている市場なら6ヶ月。それより長くかかる覚悟が必要な市場もあります。
私は、購入については、買い手と直接取引きするほうが好きですが、売却については、レアルターに任せています。と言うのは、レアルターは、市場で最も良い条件で取引するのに適しているのです。