おかげさまで、2009年に開始した「不動産投資家用の英語学習塾」、隔週で1クール6回の勉強会は、2011年1月からの開講分で、第六回となりました。
こんなマイナーな会が、、、と思いますが、支持してくださっている皆様の熱意に御礼申し上げます。
在京の私が、日本人の不動産投資家用に、英語塾を開始した理由は、下の通りです。
■私自身が、対米不動産投資に着手したとき、「帰国子女、米国の大学院修士号取得、在米生活や米国での就業経験と経て、相当、”英語は出来る”という認識があったのに、それでも、不動産業界の用語や慣例がまったくわからない」という状況に、悩んだから。すごくお金のかかる失敗もたくさんしました。それらについては、ブログでも、よく書いてきました。
以上に基づき、開催の目的は、ずばり、
■アメリカ不動産関係の英単語や基本概念を体で覚えていただく
ことにおいています。
特色としては、以下となっています。
■私自身は、英語教師としての専門家ではありません。他方では、英語の先生であっても、不動産投資用語を説明することができる方は、なかなかおいでにならないと思います。《特に日本語で/日本の制度との比較で》そのため、こうした独自のエリアでの専門家レベル《投資家、業者》の知識を得るにあたっては、多分、限られた機会のひとつとなると思います。
何クールかをやってみての感想としては、皆さんと仲良くなれ、私自身が、大変楽しいです。
■参加者様のプロフィールとしては、投資オーナー様や不動産関係のお仕事に就かれている方、配偶者がアメリカ人であるなど、アメリカ不動産に対するコミットが大きい方が多いです。
■ただ、現在、最初と比べて、レベルがあがってきているので、そもそも、英語自体に苦手意識がある方には、エントリーのハードルが上がってきているかもしれません。不動産関係の方も、最初、「まったくわからない」とおっしゃいます。
専門レベルでの語学学習への近道というものは、なく、私自身、英語でやり取りされる不動産情報が、プロセスできるようになるには、我流で、正直、3年、5年といった年月がかかりました。
ただ、その間、「日本の不動産の常識」がわからないところから、「アメリカの不動産の常識」を実践の中で学ぶという、learning process としては、ずいぶん無駄な動きをし続けていたわけです。
それに対し、英語塾では、日本語で、”アメリカ不動産の考え方”、”システム”を、日本のシステムの概要を前提にご説明することで、私自身が、素人として行ってきた数々の guesswork や無駄足が不要になるのが、特徴です。
不動産英語の特殊性の例
Out of pocket の意味
Draft の意味
一般教養的な語学学習をしているというより、実践的な専門領域において、バイリンガルに業務を進めることができるようになることを目標としていますので、クラスについてくるには、それなりに、予習など、ご自身の学習時間を用意していただく必要があるかと思います。
しかし、数年にわたるお付き合いをさせていただいているオーナー様で、「毎日30分英語学習」「車の中ではDVD」などと決めておいでの方は、やはり、1年、2年とたってみると、語学力がついておいでになります。やれば、自分の前のレベルから確実に伸びますので、ギブアップせず、ゆっくり、じっくりがんばりましょう。
過去の参加の様子としては、こちらをご覧ください。
このような英語塾の2011年1月ー3月開講要綱ご案内を、以下にさせていただきます。